包丁・ナイフ・刃物のナイフギャラリー通販ブログ

ナイフギャラリーでは、厳選した刃物を販売しています。研ぎ直しから、自社製品の製造まで手掛けております。皆様に信頼して頂ける刃物屋を目指し、本物の切れ味をお届けいたします。

2020年07月

UNIQUE design 三徳包丁🔪


以前もご紹介したUNIQUE designの三徳包丁ラインナップです✨
前回とは違う柄の包丁もあります。

E20B043D-23EC-411A-86FF-774ED0050FF9


柄が変わるだけで、包丁全体の雰囲気がガラッと変わります。
そして、同じ模様は2つとしてありません。

世界にたった一つの包丁を使うと、いつもと違った気分で台所に立てそうですよね😊お料理も楽しくなりそうです。

皆さまのお好みの包丁はありましたか😊?

小林包丁🔪


暑い日が続きますね。
皆さまいかがお過ごしですか。
熱中症などお気をつけください。


今日は小林包丁のご紹介です!

この小林さんの包丁を目にしたとき、パッと目がいくのが、この柄です。
ワインレッドの綺麗な色の柄が魅力的な包丁です。全体的にシンプルですが、見れば見るほど虜になります😊

C27173E5-95C7-4FA5-BF46-2E1A2E37CA9D


鋼材はステンレス系のSG2粉末ハイス鋼が使われているため、錆に強いです。

ナイフギャラリーにご来店の際は是非一度手に取ってみてください‼︎‼︎‼︎‼︎

✨先日のお客様✨

日ごろお世話になっている方のご来店です。
薄刃包丁を買って帰られました。

北岡英雄さんの薄刃包丁です。
鋼材には白紙鋼が使われており、墨流模様、そして柄は紫檀八角柄になっています。

2BCDFA83-02FE-4F2B-918C-DF77872AFB90


菜切包丁と似ていますが、薄刃と菜切の大きな違いは、薄刃は片刃で菜切は両刃ということです。


料理をするのが好きで、週末には家族のために料理をふるまっている満点パパ💯です!

82748385-AF76-4195-8C86-EDED4594BE78


毎日家族のことを考えてご飯を作るって大事なことだけど、とても大変です。料理が好きな人でも手を抜きたい日や、今日はお惣菜で良いや!と思うこともあると思います。週末だけでも料理をしてもらえると、自分が作ったときとは違う"美味しい"を感じられるし、作ってもらって食べれることに、ありがたみも感じられます。

✨温野菜の日✨

包丁の撮影を兼ねて、昨日は温野菜を作りました。シェフはもちろん社長!

F42C1879-5B63-44EA-B52F-ECD15E97E30C


ナス、エリンギ、パプリカ、ズッキーニ、ブロッコリー、アスパラ、トマト✨
沢山の野菜を使いました。

448A5042-4B35-4F03-918D-5D7A360B6A7C


味付けはオリーブオイル、塩、アンチョビのみ!ニンニクも入ってます🧄
野菜を切って、アイロンパンで焼いて、味付けするだけでとっても美味しい温野菜の出来上がりです😊

野菜だけなのにボリュームもあって、食べごたえ抜群!スタッフでお昼にいただきましたが、あっという間になくなりました‼︎
彩りもとってもキレイです✨

173DB3AB-F1ED-4D3F-8F4A-3B953903E2B5


見た目も、香りも、味も、全て美味しかったです😊

ストレスなく切れる包丁と、素材の味が引き立つアイロンパン、見た目も鮮やか、味も絶品。最初から最後までワクワク楽しい時間が流れます。

アイロンパン完成までの道のり

1D1FB062-ABB7-4F1D-90DE-CB9114203413



アイロンパンが今の完成形になるまで2年という月日がかかりました。
全体の大きさ、厚さを何ミリにするか、側面も同じ厚さで良いか、ハンドル部分はどうしたら持ちやすいか、など試行錯誤を繰り返しでした。


小さいフライパン、大きいフライパン、厚さも様々、ハンドル部分も色々形を変えて、たくさん試しました。
いくつも試作品を作り、やっと納得のいく大きさ、厚さにたどり着きました。

底の厚さ3mm
側面1.7mm
底厚3mmは熱が冷めにくい最小限の薄さ。
側面も3mmにしてしまうと重たくなりすぎるので、熱を入れても曲がらないギリギリまで薄く。それが1.7mm。
より曲がりにくくするため、側面の上部分は少し厚みを持たしてあります。
側面を指で挟み下から上にスーっとスライドさせるとその厚みの違いを感じられます。

ここまでも苦難はありましたが、ここからが鉄のフライパンとの戦いでした。

2歩進んで3歩も4歩も下がる感覚。
鉄も生きている。
このことを実感した月日でした。

どんな形のハンドルが良いかなかなか決まりませんでした。
いくつか試作品を作り、何人もの人に握ってもらいましたが、
これ良い!!とはならず。
難解な迷路に迷い込んだようにしばらく出口が見つかりませんでした。

ある日
良いハンドルないかな、、、と思い悩みながら、ふと目に入った愛車のポルシェ911。
911の曲線美を見てパッと頭に浮かんだ形が今の曲線の形。
急いでペンと紙を取り、デザインを書き起こしました。

鉄板を切りそれを熱してハンマーで叩いて形にし、パンに溶接した。
握った瞬間、これだ!と思った。

大きな1歩を踏み出せた気がした。

熱くなったフライパンをタオルで巻いてしっかり握れる太さ、オーブンにそのまま入れられ、オーブンから出すときに手に当たって火傷をしない長さ。

次は表面のコーティング。
アイロンパンの表面には鉄粉が吹きかけてあります。
そのためザラザラした手触りになっています。細かい点になっているため正しく使えば食材がくっつきにくくなります。

しかしこの鉄粉を吹きかけたことにより鉄がストレスを持ち、火にかけると曲がってしまいました。

どうやったらストレスをなくすことができるか。

300度の炉の中に30分入れてストレスをなくす。
200度で10分でも駄目。20分でも駄目。
300度で30分。
これをすることによってストレスがなくなり、火にかけても曲がらなくなりました。

こうして完成したアイロンパン。
アイロンパンを使ってくださる人が増え、アイロンパンのファンが増え、2歩進んで3歩も4歩も下がる日々も無駄ではなかったなと感じます。

鉄のこと、使う人のことを想って作られたフライパンが
“アイロンパン“です。

野菜を焼く。お肉を焼く。
味付けなしで一度食べてみてください。
フライパンでこんなに味が変わるんだ!と実感していただけます。

↑このページのトップヘ