真面目な会社 株式会社三暁

備後地域の様々な会社と共同で作っている自社ブランド “WEST JAPAN TOOLS“の代表作とも言える鉄のフライパン、その名も“アイロンパン“。
先日そのアイロンパンを製造している、鞆浦にある株式会社三暁さんを訪ねました。

工場に着くと、早速トラブルが起こっていました。
フライパンをプレスすると細かい傷が入るということでした。
そのトラブルの原因を探るため、職人さんが3人がかりで機械を囲み、どうすれば良いか、こうしたら良いんじゃないか、と機械と向き合っていました。
それは、ものづくりに対しての真剣さが伝わってくるとてもかっこ良い姿でした。

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いざプレスされるところを見ると、大まかな形が出来るまではとても早く、「こんなに一瞬でできるんだ」と感じたほど。しかし、アイロンパン自体が出来上がるまでの道のり、そして大まかな形になってから私たちの手元に届くまでの工程は、コンマ何ミリという精密さ、また鉄に対して、使う人に対しての想いなど、様々なことが詰め込まれています。

機械を使い側面を0.2mmずつ削って、その工程を5回6回繰り返して薄くしていきます。
アイロンパンを機械にはめて、ボタン一つで機械が回り終ったら止まる。

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その作業自体は簡単そうに見えるけど、機械を動かすための綿密なプログラムの計算、削った後は一定箇所の厚みや重さの確認など、私が目で見た部分はほんの一部分でその背景には数多くの工程があり、その一つ一つを熟練した技術で正確に仕上げていきます。
プロ意識を持って真剣に仕事に取り組む姿は、仕事を楽しんでいるように見えました。

その後もいくつもの工程を経て私たちの手元に届きます。

ものづくりが好きで、ものづくりに対して真面目で、ものづくりに誇りを持っている素晴らしい会社でした。
そしてアイロンパンはそんな鉄のプロとだからこそ完成した商品です。



アイロンパンが完成品になるまでの道のりは、また明日ご説明します。